改良された耐摩耗性及び負荷容量を提供
米自動車部品大手フェデラル・モーグルホールディングス株式会社の一部門であるフェデラル・モーグルパワートレインは、6月10日、自己潤滑ブッシング(軸受け筒)向けにG-290という名前の新しい薄肉GLYCODUR(R)材料を発表した。
この新材料は、車両の座席やドア、トランクリッド、及びコンバーチブルトップのフックに最少の設置スペースで取り付けられる部品に改良され、耐摩耗性及び負荷容量を提供する。
たった0.5mmのG-290は、従来の柔軟性に欠け厚すぎる(0.7mm)ブッシングを使用した部品に優れた解決策を提供し、かつ、メッシュベースの薄いブッシュは、柔軟なので圧入と自動組み立てを可能にした。
メッキを必要としない高性能ソリューションを提供
前世代のGLYCODUR(R)製品は、ポリマー走行面を支える焼結錫青銅層の鋼製バッキング(裏打ち)に基づいていた。新しい薄肉材料は、独自のプロセスを使用して引き延ばしたステンレス鋼メッシュに直接浸透させた樹脂混合物を備えている。
これによって、費用対効果が高く、厳しい大気や過酷な屋外環境でも耐食性を実現するためにメッキを必要としない高性能ソリューションを提供する。
フェデラルモーグルパワートレインの材料開発、ポリマー及びサーフェスマネージャーであるアヒム・アダム博士は次の様に説明している。
G-290は、薄いにも関わらず剛性のある製品を作り出すという製造上の課題を克服しただけでなく、我々がテストした如何なる材料よりも性能が優れている。標準化された条件下で、従来のスチール/青銅バッキング材料と比べ2倍の負荷容量を達成しつつ、同じ厚さの従来のブロンズメッシュ材料よりも摩耗率が半分になっている。(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)

フェデラル・モーグルプレスリリース
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