温間形成プロセスを研究
Gestampは、鋼の内部構造相に影響を与えない温度における、鋼形成の新プロセスの開発と実装を目指す新しいプロジェクトを立ち上げたことを発表した。新しいプロセスは温間形成プロセスといわれ、その利点には以下のものが考えられる。
・ 部品の剛性を向上させ、軽量化するために、より複雑な形状を製造する可能性を持つ。
・バネの戻りを減らすために耐久性の向上。
・スケーリングを避けるために、保護シート(亜鉛コーティング)を使用する可能性を持つ。
このプロジェクトは、ノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタインによって促進されている「EEA Grants」プログラムの一環であり、Centro para el Desarrollo Tecnologico Industrial (CDTI)が共同出資しているもの。
高性能な高強度鋼を開発
このプロジェクトは、シャーシの製造において、より一般的な材料となるために、高性能な高強度鋼、特に、複雑相熱間圧延鋼材に焦点を当てている。このプロジェクトから学んだ結論と教訓は、将来の開発プロジェクトのための基準知識となる。
サンプル材料での最初のテストで、温間形成のための最適温度は500度以上700度以下であると判断することができた。この範囲外での材料の伸びは、室温ではより悪くなるか、材料が柔らかくなりすぎる。この温度範囲においては、鋼の内部構造の位相は変化せず、圧縮成形の遂行が改善される。
今日まで、冷間スタンピングプロセスによって、高性能の高強度鋼に示される成形性の低さは、温感形成プロセスを使用して回避することができることが確認されたが、すべての高強度鋼が同じ可能性を示すわけではない。
その他の材料の特性は、改善または維持されているが、引き続き対象部品の最終確認を行っているところである。
(画像はプレスリリースより)

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