契約先は非公表 2018年の供給開始を予定
ZF Friedrichshafen傘下のZF TRWは7月1日、次世代のカメラシステムである「S-Cam4」製品群の供給に関し、欧州の大手自動車メーカーとの契約に成功したと発表した。
同社では契約先となる企業について具体的な言及を避けたものの、供給開始時期については約3年後の2018年となることを明らかにしている。
自動車の半自動運転をはじめ、先進機能をアシスト
「S-Cam4」製品群には、単眼カメラ「S-Cam4」、そして3つのレンズからなる複眼カメラ「TriCam4」などが含まれている。
このうち単眼カメラ「S-Cam4」は、同社が発表済みの「S-Cam3」に基づくもの。自動緊急ブレーキ(AEB)評価をはじめとする、自動車安全テストのユーロNCAPなどが定める要件を満たすような設計がなされている。
一方の複眼カメラ「TriCam4」は、さらに長距離検知用の望遠レンズと短距離検知用の魚眼レンズを追加したもの。ハイウェイドライビングアシストや渋滞アシスト等、半自動運転機能に適した仕様だ。
またこれら「S-Cam4」製品群には、高度運転支援システム (ADAS) 関連技術に携わるモービルアイのイメージプロセッサ「Eye Q4 」および対象物認識アルゴリズムを採用。
ZF TRW側のアルゴリズムとの組み合わせにより、ドライバー支援システム(DAS)や半自動運転システムのパフォーマンス向上に寄与するものとなっている。
規制要件への対応とパフォーマンスを両立
ZF TRWのピーター・レイク氏は今回の契約に「満足している」と述べるとともに、自動運転へもつながるDAS関連技術をめぐり、ますます厳しさを増す各種規制要件を満たすよう「S-Cam4」製品群が設計されていると説明。
またそのパフォーマンスに加え、単眼カメラ「S-Cam4」については対費用効果の面でも優れたものであるとの認識を示した。
(画像はニュースリリースより)

ZF TRW ニュースリリース
http://trw.mediaroom.com/