カメラとレーダーを統合した技術
ZF TRWは同社初となるレーダーとカメラ技術を統合したフュージョンシステムを乗用車と商用車向けに生産を開始すると発表した。
レーダーとカメラ技術によるシステムソリューションにより、自動車の安全性に対する自動車メーカーおよびユーザーの市場ニーズと法規制への対応も可能となってくる。
ZF TRWグローバル・エレクトロニック・ビジネスのエンジニアリング部門のバイスプレジデントであるケン・カイザー氏は次のように述べている。
「フュージョンシステムは、カメラとレーダーからのデータを30~40ミリ秒ごとに統合することで、自動緊急ブレーキ用の横滑り防止装置を介して急ブレーキをかける場合などにおいて、これまで以上に的確にシステムを制御することが可能になる。」
(ニュースリリースより引用)
将来の自動運転につながる技術
レーダーは範囲と相対速度の計測に優れているが、カメラは側方計測と対象物の検知に優れており、フュージョンシステムにおいてはレーダーとカメラは相互に機能を補完する関係にある。
また、この複数のレーダーとカメラを統合したフュージョンシステムをZF TRWの高度なセーフティドメインECUと組み合わせることで、最終的には高度な自動運転システムの実現へと進化させることができる。
ZF TRWはシステムインテグレーターとして独自のアルゴリズムを開発してシステムの反応速度を高速化に成功しており、自動車メーカーは複数の部品メーカーからセンサーを購入した場合よりZF TRWからレーダーとカメラの両方を購入することで、より幅広い機能性を実現するなど高い付加価値を得ることが可能となる。
このフュージョンシステムは、製品化に要する時間を短縮できるよう統合パッケージとして設計・検証されていることも自動車メーカーに対して大きなメリットとなっている。
(画像はニュースリリースより)

ZF TRW ニュースリリース
http://trw.mediaroom.com