軽量・省スペースで車体の重量削減に貢献
Leoniは17日、今年9月17日から27日にかけてドイツ・フランクフルトで開催される国際モーターショー(IAA 2015)にて、超薄型の車載用ケーブルを公開すると発表した。
“FLUY”と名付けられたこの新たなケーブルにおいて、Leoniは超薄型の断熱材と銅を用いた自動車用導体を採用するとともに、特殊なPVC素材でこれを絶縁。また特徴の一つが、最も薄い部分の厚さで0.16ミリメートルという値を達成している点だ。
これは単一ケーブルの直径で11%の減少をもたらすとともに、配線システムで広く用いた場合ハーネス束の直径を最大で15%減少させることが可能だ。
結果として、FLUYは約15パーセントの省スペース化を実現するとともに、個々のケーブルで7%の軽量化を実現。仮に中型自動車においてケーブルの大半をFLUYで置き換えた場合、車両の重量を最大で1.5キロ減らすことができるという。
2017年の市場投入を予定
FLUYはこれらの軽量化・省スペース化を実現しつつも、従来Leoniが展開していたケーブルの“FLRY”製品群と同じ導体構造を採用。これによって優れた耐摩耗性を実現するとともに、接点に用いるパーツなどでは従来と同じものを利用できるようになっている。
LeoniはこのFLUYについて既に研究室レベルでの検証を完了するとともに、アジアやアメリカ、ヨーロッパといった世界各地における生産ラインを構築。高級車両を対象とした生産を、2017年にはスタートさせる予定であるとのことだ。
(画像はプレスリリースより)

Leoni プレスリリース
https://www.leoni.com/en/press/releases/