シートベルト工場に隣接した新工場
Rane GroupとZF TRWの合弁企業であり、シートベルトやエアバッグなどの安全関連製品を製造するRane TRW Steering Systemsは、インド、チェンナイのシンガパーウマル・コイルにあるシートベルト工場に隣接した場所に、最先端のエアバッグ製造工場を開設した。
工場の開所式は、フォードインドのマネージングディレクター兼社長である、ナイジェル・ハリス氏によって執り行われた。
このエアバッグ製造工場は、1997年から運用しているシートベルト工場と同じキャンパス内に建設され、フォードの工場から数キロの場所に位置している。従業員数は両工場合わせて約450人。
1800平方メートルの面積を有するエアバッグ工場では、ドライバーと助手席のエアバッグモジュールの組み立てが行われる。工場は、当初50万台のエアバッグを製造するための設備容量があり、将来の市場成長に合わせて拡張するための十分なスペースも有する。
主要な自動車会社と取り引き
インドにおいて、Rane TRWの乗客安全部門はシートベルトやエアバッグを製造し、フォードインド、ルノー日産、マヒンドラ&マヒンドラ、マルチスズキ インド、タタ・モーターズ、アショック・レイランド、Daimler India Commercial Vehiclesなどの主要顧客のニーズに対応している。
また、同社は、ブラジル、コロンビア、ベトナム、タイに、シートベルトの生産量の約15%を輸出している。
成長するインド市場に対応
Rane TRWのマネージングディレクター、ハリッシュ・ラクシュマン氏は就任式で以下のようにコメントした。
「インド政府は、大幅に死亡事故を減らすために乗員の安全や交通安全対策を推進しており、我々は、インドの自動車産業が、これらの規制に対応するパッシブセーフティ技術を取り入れることに期待しています。この新しい施設の操業は、乗用車におけるサポート技術の進化に対する我が社のコミットメントを表しています。我々は、今後10年間で、フロントのエアバッグが指数的成長を遂げると予測しており、我が社は、こうしたテクノロジーを自動車にもたらすという成長志向で、インドのグローバルOEMや国内OEMの両方をサポートするために貢献していきます。」(ニュースリリースより引用)
Rane TRWは現在、インドのようなコスト意識が非常に高い市場における競争力を向上させるように、エアバッグコンポーネントをローカライズするための取り組みを行っている。
(画像はニュースリリースより)

Rane TRW ニュースリリース
http://www.rane.co.in