材料に関する豊富な知識によって開発
商用車は、外気温が高温または低温の地域において使用される機会も増えている。例えば、ロシア北部の寒冷地での使用は、トラック用空気ばねにとって特定の課題を提示している。
コンティネンタルの傘下でゴムおよびプラスチック技術の専門商社であるCONTITECHは、こうした極端な温度において、またさらに過酷な条件においてでも卓越した耐久性を示す、新しいタイプの空気ばねを開発した。
商用車オリジナル機器のリーダーである、ディートヘルム・バウホ氏は次のように言った。
「包括的な材料の専門知識を持つことで、このような耐熱性弾性材製品を開発することが可能となります。極端な気候や開発における豊富な知識を持った数十年の経験によって、この分野の専門家として我々が傑出していることが示されているのです。」(プレスリリースより引用)
最低温度での弾性
特に寒冷地における輸送を対象に、CONTITECHはトレーラートラック用耐寒性空気ばねを開発した。耐寒性空気ばねの一番の特長は、特殊なゴム組成物が使用されていることである。
前述のバウホ氏はこう説明する。
「従来の空気ばねは、氷点下でその弾力性を失い、リークが発生します。新しい空気ばねでは、トラックがマイナス55度という低い温度でも最適に動作するように装備されています。」(プレスリリースより引用)
顧客は、コンティネンタルの冬用タイヤにある雪の結晶のシンボルによって、新しい空気ばねを識別することが可能となる。第1世代は、すでにシベリアでの使用に成功している。一方で、CONTITECHは、耐寒性から変異したタイプの空気ばねを開発した。
80度という高温でも長寿命
極端に暑い地域では、商用車用空気ばねの要件は非常に独特だ。より高い外気温と、オゾンおよびUV照射のような極端な大気の影響は、摩耗プロセスを加速させる。車両内の設置条件によっては、この摩耗プロセスがさらに加速することもある。
具体的には、車両用排気系に近接して設置すると、空気ばねに高い熱によるストレスを与える。このため、それほど厳しくない気候条件においてでも、ゴムの摩耗が増加する。
摩耗プロセスをスローダウンさせて、高温での長寿命を保証するために、CONTITECHは、主成分としてクロロプレンゴム(CR)を含む化合物を基本にした、高温用途のための空気ばねを開発した。これは、太陽の記号でマークされている。
バウホ氏は次のように語った。
「人工気象室でのテストによって、新しい高温用空気ばねは、80度という極端な温度において、標準的な製品に対して2倍の寿命を提供することが示されています。これは、強烈な温度の影響下や、亜熱帯での使用に理想的なソリューションになります。」(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)

Continental Press Releases
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