世界的に厳しくなりつつあるCO2排出量と燃費規制に対応
独自動車部品大手のZFは、9月18日、従来の油圧式クラッチに代わる乗用車用電気モーター駆動のクラッチ・バイ・ワイヤ(CBW)システムを新たに発表した。このシステムは各自動車メーカーのマニュアル・トランスミッションと比べ、はるかに効率的で省燃費・省CO2排出量を実現している。
マニュアル・トランスミッションの市場シェアはわずかに縮小しているが、特に新興市場におけるミドルクラス以下の車に対する絶対的な需要は、長期的には根強いと予測されている。更にまた、世界的に厳しくなりつつあるCO2排出量と燃費規制が、従来型ドライブラインの効率化を求めている。
アンチストール機能を搭載
このシステムはアンチストール(エンスト防止)機能とともに、クラッチペダルの操作無しでエンジンが始動可能。もしクラッチペダルを早く戻し過ぎたり急ブレーキの際は、エンジン回転数が限界レベル以下に低下する前にアンチストール機能が自動的に起動され、完全または一時的にクラッチを切る。
同時に、ペダルは駆動系から独立しているので、スポーツタイプを含む、どんなデザインのモデルにも対応可能だ。CBWアクチュエータは、強力なブラシレスDCモーターで出来ており、クラッチ制御ユニットのソフトウェアと一体化している。
そのため、省スペースでコンパクトな設計を可能にするとともに、電力消費量の高い効率性を実現している。これはドライバーに快適性と安全性をもたらすばかりでなく、自動車メーカーのほとんど全てのマニュアル車に、比較的容易かつコスト効率が高い代替品として適応することを可能にしている。
(画像はプレスリリースより)

ZFプレスリリース
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