米国のベンチャー企業を買収
自動車部品大手サプライヤーであるボッシュは15日、米国カリフォルニア州のリチウムイオン電池メーカーSeeo Inc.(以下、Seeo)の買収を発表して、5年以内に電気自動車用のバッテリーの量産を開始すると発表した。
Seeoは、シリコンバレー近郊のヘイワードを本拠地とするベンチャー企業であり、ボッシュは今回の買収により、リチウムイオン電池の全固体セルに関する技術および特許を獲得したことになる。
ボッシュは、全固体2次電池の実用化により、2020年までにリチウムイオン電池のエネルギー密度を2倍以上にすると同時に、大幅にコストを削減できることを見込んでいる。
これにより、現在の航続距離が150キロメートルの電気自動車が、より低いコストで300キロメートル以上を走行できるようになるという。
2015年に新車の15%が電動駆動に
ボッシュは、同社のエレクトロモビリティ戦略に基づき、既にモーターやバッテリー関連の部品事業を行っており、30の新製品プロジェクトを立ち上げてきた。
また、同社の持つ技術ノウハウの強化を図っており、今回のSeeoの買収は、同社の戦略に沿うものであるといえる。
2014年にはGSユアサおよび三菱商事と合弁会社「リチウムエナジー・アンド・パワー」を設立しており、今回買収したSeeoの技術は、両社との協力による開発技術を補完するものであると説明している。
ボッシュは、2025年には世界で生産される新車の約15%に電動駆動装置が搭載されると予測しており、欧州で販売される新車の3分の1台以上に電気駆動装置が搭載され、その大部分はプラグイン・ハイブリッド車になると予測している。
(画像はプレスリリースより)

ボッシュ プレスリリース
http://www.bosch-presse.de