Freudenberg、中国進出目指す企業へ提言
Freudenberg Sealing Technologies(Freudenberg)のTorsten Maschke氏は6日、アメリカミシガン州で開かれたCAR MBS(Automotive Research Management Briefing Seminars)にて講演。その概要がAutomotive Industriesの8月号で紹介された。
Maschke氏はFreudenbergの中国における戦略について、ここ20年における同国でのシール部品(軸受等の保護部品)製造の経験をもとに紹介。その上で海外、特に中国への進出を考えるサプライヤー各社に対し提言を行った。
競合ではなく共存を
今や世界最大の自動車市場となった中国は法律などに問題が残るものの、各サプライヤーにとって商機の詰まった魅力的な市場であることは間違いない。そうした中国に進出するサプライヤーは、いかにして地元企業に勝つかという思考にとらわれがちだとMaschke氏は語る。
そうではなく、現地の顧客の声に耳を傾け高い品質を持った製品を生産すること、すなわちサプライヤーが企業としての軸を見失うことなく地元の企業コミュニティに溶け込むことの重要性を同氏は指摘。現地の市場で優位に立つのはあくまでその延長線上にすぎないとの考えを述べた。
顧客のニーズが第一 Freudenbergの進出姿勢
Freudenbergの中国進出はもちろん、そうした姿勢に基づいてのものだ。既にNOK Corporationとのジョイントベンチャーでも実績を上げている同社の中国進出は、決して安価な人件費につられてのものではないとMaschke氏は説明。
「我々は、現地企業の一員となって顧客のニーズに応えられる場所で投資を進めており、現地における製造業の糸を織りなす一員であるよう努めている」と語り、新たな進出先でも顧客重視の姿勢を崩さないことの重要性を強調した。

Freudenberg Sealing Technologies
http://www.fst.com/Automotive Industries
http://www.ai-online.com/Adv/Previous/show_issue.php