閉ループ温度制御で燃費向上
ボルグワーナーは12日、同社の2つの技術が2016オートモーティブニュースPACE賞のファイナリストに選ばれたことを発表した。
1つ目の技術は、従来のグロープラグと比較して2%から3% 燃費を向上させて排出量の削減を実現した、閉ループ温度制御のセラミック媒体ディーゼル用コールドスタートシステム。
この革新的な閉ループシステムは、グロープラグ表面の温度を測定し、素早く正確にエンジンをダイナミックな状態にするために独自のアルゴリズムを使用している。
各車両モデルのためのセットアップとキャリブレーションを必要とする開ループシステムとは異なり、ボルグワーナーの閉ループ技術は、エンジン用キャリブレーションのみが必要であり、エンジン制御ユニット(ECU)で動作することが可能だ。
排出ガス規制に対応
2つ目の技術は、ストロークセンサー付き電気加熱サーモスタット。これは、市場に初めて発表されるイノベーションであり、自動車メーカーが新たな排出ガス規制を満たすために、サーモスタット機能を正確に監視するのに役立つものだ。
ボルグワーナーのエンジニアは、ECUが直接的に連続して冷却水ポンプを作動させずにサーモスタットストロークを検出することができる、ワックス素子と磁界センサーの革新的な組み合わせを利用している。
特許を取得した、この耐腐食性技術は、標準的なサーモスタットと同じ小型パッケージとインタフェースを維持し、エンジン性能を向上させて過熱からエンジンを保護しながら、寄生損失を削減し燃費を増加させている。
多くのPACE賞を獲得
PACE賞は、優れた技術革新、技術の進歩と自動車部品サプライヤーの間で業績を称えるもの。
ボルグワーナーは、2005年以来、Innovation Partnership賞を3つ、 Innovative OEM Collaborator賞が2つ、Environmental賞が1つと、9個の PACE賞を獲得しており、賞の歴史の中で最も多くの賞を獲得した企業の1つとなっている。
ボルグワーナー社長兼最高経営責任者(CEO)であるジェームス・R・ベリエ氏は次のように述べている。
「ボルグワーナーでは、イノベーションは言うまでもなく、やるべき事です。2005年以来、20を数えるボルグワーナーの技術革新が、毎年PACE賞でファイナリストとなっており、今年のファイナリストとなっている技術も複数の特許を得ています。我々は、今日のチャレンジを明日のソリューションにすることに努力をしており、今年のPACE賞のファイナリストとして表彰されることを誇りに思っています。」(プレスリリースより引用)

BorgWarner Press Releases
http://www.borgwarner.com