相性の良いポーランドでトップ3を狙うヒュンダイ
韓国の大手自動車メーカーヒュンダイは、2017年度の世界ラリー選手権第8ラウンドとなるポーランド戦でも、引き続き表彰台の獲得を狙うことを6月23日のプレスリリースで発表した。
今シーズンのヒュンダイはアルゼンチンやコルシカなど、これまでのグラベルレースでトップ3を確保してきた。マニュファクチャラーズチャンピオンシップで、2位に位置するヒュンダイチームは、ラリーポーランドで勝利し、現在の1位であるMスポーツとの差を縮めたい意向だ。
ヒュンダイチームにとってラリーポーランドは、過去のレースでトップ3を獲得している良い実績のあるレースだ。2014年にはティエリー・ヌービルが、そして昨年のレースではヘイデン・パッドンが3位を獲得した。
ポーランド戦は世界で最も古いラリーのひとつ
前回のサルディニアで開催されたレースではトラブルなどが重なり、接戦のマニュファクチャラーズチャンピオンシップにおいてMスポーツのリードを許してしまった。チームはリトアニアでテスト走行を実施し、ペースノートなどの確認を行った。
ラリーポーランドは、全長326.64㎞の23ステージとなり、今季5度目のグラベルレースとなる。首都ワルシャワから北へ数㎞の街「ミコワイキ」を中心としたレースが行われる予定だ。
草の多い地域での高速グラベルレースとなるラリーポーランドは、アイテナリーの3分の1以上が新しいため、正確なペースノートがレースの重要なポイントとなる見込みだ。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイ・プレスリリース
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