自律走行に向けた課題を解決へ
マグナインターナショナルは、ミシガン州運輸局(MDOT)と3Mとの共同プロジェクトに対して、同社のカメラと安全な接続に関する専門知識を提供することを発表した。
昨今、自動車産業は、モビリティと新しい輸送ソリューションの必要性を議論し続けているが、評論家は道路状況や一時的な車線変更、工事などの変化を「予測する」ための、自律走行車両の能力について懸念している。今回は、こうした課題に対処することを目的としている。
このプロジェクトは、国内初の「車両対インフラストラクチャ」接続作業関連のものであり、ミシガン州オークランド郡、I-75の3マイルセクションに沿って構築される。プロジェクトからの知見は、今後の工事関連道路において、車両の接続インフラストラクチャを最適化するのに不可欠な役割を担うことが期待される。
変化する道路上の事象に対処
ミシガン州の「プラネットM」戦略は、州全体のモビリティの組織やコミュニティの集団的努力を表している。
今後数年間で、マグナは、ミシガン州運輸局と3Mと協働し、接続性と赤外線カメラ技術に関して、専門的なアドバイスを提供することとなっている。マグナのエンジニアと開発者は、技術を向上させるために、データを解釈し、継続的な改善を行っていく。
マグナの最高技術責任者(CTO)であるSwamy Kotagiri氏は、次のように説明した。
「我々は、ミシガン州運輸局と3Mと協働し、道路標識の位置、インターネット接続のロスや車両対インフラストラクチャ情報の不正確な処理などの問題に対処する技術を統合していきます。プロジェクトへの我々の貢献は、車両が道路上のインフラストラクチャと通信する方法を理解するために必要となる重要な情報を発見するのに役立ちます。」(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)

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