2017年6月のグローバルセールスが232,370台に
韓国最大の自動車メーカーであるヒュンダイ自動車の子会社KIAが、6月のグローバルセールスを3日、ヒュンダイ自動車のプレスリリースで発表した。 乗用車、RV車、商用車合わせて232,370台を販売。昨年6月の267,976台から35,606台も販売台数が落ち込んだ。
最新鋭ミサイル迎撃システム「THAAD」が韓国に配備されたことで、中国からの政治的な圧力がかかり、非常に大きな自動車市場となっている中国でKIAへの需要が低下、それにともないセールスが著しく減少したとみられている。
コンパクトSUV「スポーテージ」が海外でベストセラーモデルに
KIAの6月の海外市場ベストセラーモデルは、ホンダ「CR-V」やトヨタ「RAV4」をライバル車として製造されたコンパクトSUV「スポーテージ」で、35,586台を販売。サブコンパクトカー「リオ」がそれに続き、24,048台を販売している。
KIAは今月末に韓国で、新たな小型クロスオーバーSUV「Stonic」の販売を開始し、下半期には海外輸出をしていく予定。ガソリン・エンジンモデルが海外でのベストセラーモデルになることを期待しており、グローバルセールスの巻き返しを目指す。
(画像はプレスリリースより)

Hyundai Motor プレスリリース
http://www.hyundaimotorgroup.com/