ヒュンダイモータースポーツドライバー開発プログラム
韓国の大手自動車メーカーヒュンダイは8月1日、将来において世界ラリー選手権で活躍が見込まれるドライバーの発掘と育成を目的とした、「ヒュンダイモータースポーツドライバー開発プログラム」を設定したことをプレスリリースで発表した。
同プログラムは、すでに16人の候補が選定されており、ドイツのアルツェナウに招待され集合している。次回の選考会において、最大でも8名までに候補が絞られる見込みだ。
ここ数年、ヒュンダイは世界ラリー選手権とカスタマーレーシングにおいて成功を収めている。将来のWRCスターとなるドライバーを発掘し育成することで、今後もヒュンダイのラリーにおける活躍が期待される。
最終勝者は新世代のi20R5でWRC2へ参加
ヒュンダイモータースポーツドライバー開発プログラムで選定された16名の候補者は、8月中に予定されている最初の選考会で、様々な評価が行われる。技術的理解や英語力、PRスキルやメカニックやエンジニアとのコミュニケーションがテストされる見込みだ。
8名以下に絞られた候補者には9月に、それぞれのコドライバーと共にターマックとグラベル路面でのテストが行われる。そこで最終選考に勝ち残ったドライバー1名が、2018年に開始する開発プログラムへ参加できる。
ヒュンダイのドライバー開発プログラムで、最終選考に勝ち残ったドライバーは、2018年の育成プログラム開始を前に、年内に発表が行われる。また、新世代のi20R5でWRC2イベントへの参加も予定されている。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイ・プレスリリース
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