自動車業界ニュース
2025年12月21日(日)
 自動車業界ニュース

ボッシュ、三菱電機らと高精度GNSS測位サービスを開発する合弁企業を発足

新着ニュース30件






























ボッシュ、三菱電機らと高精度GNSS測位サービスを開発する合弁企業を発足

このエントリーをはてなブックマークに追加
広範に利用できる安価なソリューションを
ボッシュは、Geo++、三菱電機、u-bloxと、消費市場に向けて高精度全地球航法衛星システム(以下、GNSS)測位サービスをもたらす合弁企業「Sapcorda Services」を創設することを発表した。

1723
4社は、GNSS測位サービスのための既存のソリューションが消費市場のニーズを満たしていないことを認識しており、そして今回、システムインテグレータ、OEMメーカー、および受信機メーカーが世界的に利用可能となることや手頃な価格というソリューションの確立を促進するために協力することにしたもの。

各パートナー会社は、合弁会社Sapcorda Servicesに独自の専門知識をもたらしている。

Sapcorda Servicesは、インターネットや衛星放送を通じてグローバルに使用できるGNSS測位サービスを提供し、センチメートルレベルでの正確なGNSS位置認識を可能にする。サービスは、自動車や産業、消費者市場に高容量のサービスを提供するように設計されている。

リアルタイム補正データサービスは、公開されたオープンフォーマットで配信され、ハードウェアやシステムの受信機に結合されていない。今年後半に、さらなる情報を公開する予定。

各社の専門知識を結集
ロバート・ボッシュ社、シャシー・システム・コントロール事業部経営幹部であるJumana Al-Sibai氏は、次のように述べた。
「我々は、この合弁事業のパートナーとのコラボレーションを楽しみにしており、一緒に、自動車分野における位置センサの要件をサポートするGNSS測位サービスを作成していきます。内蔵された安全性と最高レベルの高精度で、我々は、自動運転を実現させることができるようになります。」(プレスリリースより引用)

また、Geo++の創設者兼社長であるGerhard Wübbena氏は、「オープンフォーマットを推進するSapcordaのコミットメントを持って、自動車や消費市場ソリューションにおける、各社の長年のリーダーシップが組み合わされたことは、次世代の多くのGNSSアプリケーションに向けた道を開くでしょう。」とコメントした。

自動運転や安全支援システムの確立へ寄与
三菱電機の電子システムの担当執行役員である岡村将光氏は、次のように言った。
「三菱電機は、受信機が、準天頂衛星システムを通して、日本政府の『センチメートルレベル測位補強サービス』との潜在的な相互運用性のあるリアルタイム補正データサービスを活用できる、高精度測位システムのためのボーダーレスなグローバル市場を作成することを目指しています。我々は、この合弁企業が、自動運転や安全運転支援の導入を加速すると考えています。」(プレスリリースより引用)

そして、u-bloxの共同創設者であり副社長であるDaniel Ammann氏は、GNSSサービスについて、「セキュリティや安全性、マススケーラビリティなどの主な特徴は、魅力的なビジネスモデルとオープンなアプローチと結びついて、関係するすべてのGNSS受信機メーカーにサービスを提供し、数多くの新たなアプリケーション間において大変革をもたらすだろう。」と説明した。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

Bosch Press Releases
http://www.bosch-presse.de/


Amazon.co.jp : 1723 に関連する商品
  • ベントラー、ドイツのバッテリートレイ製造施設を拡大(11月1日)
  • Rheinmetall Automotive、電気蒸気ポンプの受注額で新記録を達成(10月31日)
  • デンソー、フロスト&サリバンの2020カンパニーオブザイヤーを受賞(10月31日)
  • 起亜自動車アメリカ、「ニロ EV 2020」をMITに寄贈(10月31日)
  • ボルグワーナー、ヒュンダイ自動車に対するスターターモーター供給拡大(10月31日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索