シュトゥットガルト大学とチューリッヒ工科大学チームのスポンサー
ドイツに拠点を置く自動車部品の大手サプライヤーであるシェフラーは、ドイツで開催されていた学生のためのデザインコンペで、同社がスポンサーを務めるフォーミュラ学生チームが各クラスで上位に入賞したことを、8月16日のプレスリリースで発表した。
シェフラーは、シュトゥットガルト大学の「GreenTeam」とチューリッヒ工科大学「AMZ Racing Team」のスポンサーを務めている。8月8日から13日にドイツで行われた学生フォーミュラ大会で、両チームが電気自動車部門で上位2チームとなった。
2006年以来シェフラーは、フォーミュラの学生チームをサポートしてきた。資金面だけでなく、同社製品や専門のテクノロジーなどの知識も提供している。また、モータースポーツアカデミーも毎年開催し、2014年からはフォーミュラ学生ドイツのメインスポンサーも務めている。
2017年度は24カ国から115チームが参加
ドイツのホッケンハイムリンクで開催されたフォーミュラ学生ドイツ大会に、今年度は24カ国から115チームが参加した。参加する世界中の若手エンジニアたちは、自分のレーシングカーを1年以内に設計・開発しなくてはならない。
さらに学生たちは、パフォーマンスや持久力などの技術的な面だけでなく、マーケティングや販売シミュレートを行いビジネスプランも設計しなくてはならない。技術・生産能力・チームワークなど、社会的なスキルが全て必要とされる。
シェフラーがスポンサーを務めたチームは、「電気自動車部門」で1位と2位を獲得し、新しい「自律運転クラス」では2位を、「内燃機関部門」では3位を獲得し、各部門をリードする好成績となった。
(画像はプレスリリースより)

シェフラー・プレスリリース
http://www.schaeffler.com/