1つのコンポーネントを実現
ボッシュは8月31日のプレスリリースにて、新型電動アクスル「e-Axle」がパワフルなバッテリー同様、航続距離を伸ばせると明言した。
この新型パワートレインの特徴は、モーター、パワーエレクトロニクス、トランスミッションというコンポーネントを1つに統合している点である。この統合で、パワートレインの効率アップ、低コストを実現した。
さまざまな自動車へ搭載可能
ボッシュの取締役会メンバーであるモビリティ・ソリューションズ・セクターを統括するRolf Bulander氏は以下のようにコメントした。
「e-Axleはオールインワンのパワートレインになっており、非常に柔軟な製品である。ハイブリッド車、電気自動車、コンパクトカー、SUV、小型商用車に至るまで搭載が可能となっている。そのため、幅広い市場、潜在的ビジネスチャンスがあるとボッシュは考えている。」
電気自動車の開発にも貢献
ボッシュは2020年以降のeモビリティへも重要な役割、貢献をすると考えている。この製品が電気自動車の開発に要する時間を短縮し、早い段階で市場に投入することを可能にする。e-Axleの試作品はすでに何件かの顧客に評価してもらっており、量産開始予定は2019年を目標にしている。
(画像はプレスリリースより)

ボッシュ プレスリリース
http://www.bosch-presse.de/