長い納期はオートマチックの供給不足
インド市場でもっとも価格競争力のあるタタ社のZest XMA F-Tronicへの予約注文が殺到している。ショールームでの展示が開始されからまだ2カ月であるが、多くのバックオーダーを抱えており、納車までに3から4カ月待ちの状態である。しかし、この長い納期の大きな原因が、オートマチックトランスミッションの供給不足の問題である。
競合メーカーとの取り合い
タタ社はオートマチックトランスミッションをMagneti Marelliから現地調達しているが、生産量を増やすことが難しく、高い需要に供給が追い付いていない。Magneti Marelliはマルチ社との合弁会社でオートマチックトランスミッションを生産しており、同じオートマチックトランスミッションがマルチ社のCelerioにも搭載されている。このCelerioも、お客様への納期が最長8カ月の状態である。そのため、Magneti Marelliは優先的にマルチ社にオートマチックトランスミッションを供給する必要があり、これがZest F-Tronicへの納入がひっ迫する原因にもなっている。
タタ社はMagneti Marelliと経営トップレベルでの交渉を4-5カ月前から継続しており、Magneti Marelliは年内にも新たな生産施設をマーネーサルに増やす予定であるが、それまでは、オートマチックトランスミッションの供給は、現在のひっ迫した状況が続く見通しである。

AUTOCAR India
http://www.autocarindia.comMagneti Marelli
http://www.magnetimarelli.com/