合弁会社の能力を拡大
自動車用照明部品の大手サプライヤーであるHELLAは、中国のBeijing HAINACHUAN Automotive Parts Co. Ltd.と設立した合弁会社HELLA-BHAP Lightingの生産能力の拡大を行うと発表した。
今後、天津市近郊の武清区に最新の自動車照明部品の生産工場を建設する計画となっており、2017年10月より生産が開始される見通しとなっている。
現在この合弁会社は、北京汽車のグループ企業各社および中国の自動車メーカーに部品を納入している。
将来的には3倍の生産能力
新工場はその第一段階として、12,000平方メートルの床面積を持つ生産施設を開設して年間120万個のヘッドランプを新規に採用する250名の従業員体制で生産していく計画である。
また、モジュラーデザインを採用したこの工場は、中期的に複数の照明部品の生産に向け工場の規模を3倍にすることが可能となっている。
HELLA-BHAP Lightingは、生産施設に加えて150名体制の研究開発チームを抱えており、ヘッドランプ、リヤコンビネーションランプ、インテリアランプなどの開発を行っている。
HELLAは1990年代の初めに中国に生産施設を開設しており、現在は13カ所の生産および開発センターを保有している。
(画像はプレスリリースより)

HELLA プレスリリース
http://www.hella.com/