水蒸気のみ排出、およそ760トンもCO2を削減 水素燃料電池車の無限の可能性
ヒュンダイ自動車アメリカがアメリカにおいて展開する燃料電池車、「ツーソン・フューエルセル」が200万マイル以上を水蒸気のみの排出で完走したと、21日のプレスリリースで発表した。
同型サイズの自動車が、上記と同じ距離を走行することで、およそ760トンものCO2の排出が予想される。しかし「ツーソン・フューエルセル」がゼロエミッションで走行、なおかつ長距離走行を実現したことで、経営・製品企画部副社長マイク・オブライエン氏は、
「水素燃料電池車には無限の可能性がある。」(プレスリリースより引用)
と未来の自動車づくりに大きな期待を寄せた。
短時間での燃料補給が可能 FCスタックで多様な自動車サイズに対応
ゼロエミッションで長距離走行できることだけではなく、ガソリン自動車とほとんど変わらない5分未満で燃料を満タンにすることが可能なことも「ツーソン・フューエルセル」の利点といえるだろう。
また、軽量なデザインの高効率燃料電池スタック(FCスタック)によって、都市型ミニコンパクトカーから、大型のバスやトラックまで、燃料電池車を製造することが可能になった。
(画像はプレスリリースより)

Hyundai Motor America プレスリリース
http://www.hyundainews.com/