オハイオ州アクロン・データセンターのセレモニーを執り行う
世界的タイヤメーカーであるブリヂストン・アメリカスは4月18日のプレスリリースにて、アメリカのオハイオ州アクロンにあるデータセンターの改装が完了し、リニューアルオープンしたことを発表した。
セレモニーではリボンカットを行った。2月に終了した2年間におよぶプロジェクトでは、コアITシステムのあるアクロンのデータセンターへさまざまな更新と追加を行ってきた。
従業員、地域のゲスト、地方政府関係者、ブリヂストン・アメリカスの経営幹部らがこの式典に参加した。
データの一括管理が可能に
このリノベーションを行う前、ブリヂストンのデータシステムは複数の場所に分散されていた。リノベーションにより、データシステムは1箇所での集中管理、オペレーションの簡素化、より高い信頼性の確立、仮想化を実現することができた。
10,000平方フィートにおよぶデータセンターには、環境に配慮した冷却システムが備わっており、冷却の使用量を削減することができている。また、この建物はより堅牢な災害復旧計画も可能になっている。
従業員だけでなく地域にも貢献
データセンターの改良はアクロンのIT従業員への投資と考えており、およそ80もの現地の技術職やアクロン地域にも貢献している。
2016年12月にはタイヤとゴムを扱うブリヂストン・アドバンスト・テクノロジー・ワークショップの製造施設へのリースを2020年まで延長し、アクロンでの雇用を維持することになった。
(画像はプレスリリースより)

ブリヂストン・アメリカス プレスリリース
https://www.bridgestoneamericas.com/