上海モーターショーでモビリティ技術を発表
コンティネンタルは4月20日のプレスリリースにて、中国の上海で行われている上海モーターショー2017で安全でクリーンなモビリティ技術を発表したことを公開した。
中国において、安全性の向上、効率的なドライブに貢献するための技術革新、モビリティサービスの分野を発表した。コンティネンタルのCEOであるElmar Degenhart博士は以下のようにコメントした。
「コンティネンタルは過去5年間で、中国に約13億ユーロもの投資を行ってきた。今後も同様に投資していく予定でいる。また、中国の市場において、モビリティサービス分野は非常に速いスピードで販売率が伸びると考えている。」
中国聯合通信と新モビリティサービスの合併事業
モビリティサービス成長の要因の1つは中国通信事業者である中国聯合通信との提携であろう。両社は上海モーターショーにて合併会社の発表を行った。理事会役員及びインテリア部門長であるHelmut Matschi氏は以下のように述べた。
「合併会社ではモビリティ・サービスの分野を推し進めていく。コンティネンタルのパートナーである中国聯合通信は自動車業界での経験が豊富で、中国国内でのモバイルキャリアトップ3に入る会社である。
さらに、潜在的なサービス市場へのアクセスも期待できる会社だ。これはコンティネンタルにとっても完璧な戦略であると考えている。」
信頼性の高いセンサとタイヤで安全性向上
コンティネンタルは世界で初めて、次世代の高性能なドライブアシストカメラを開発し、最新のドライブアシストシステム、自動運転向けの信頼性の高いデータベースを提供することができる。
また、上海モーターショーではコンティネンタルは2種類の新しいタイプのタイヤを発表しており、アジア市場で最も騒音レベルが低く、快適なタイヤになっている。また、コンパクトで軽量な電気アクスルドライブも展示した。
(画像はプレスリリースより)

コンティネンタル プレスリリース
http://www.continental-corporation.com/