環境に優しい「グリーンモビリティ」の最新ビジョン
韓国の大手自動車メーカーヒュンダイは、2017年度のソウルモーターショーで「グリーンモビリティ」の最新ビジョンとして革新的なコンセプトカーを公開したことを、5月5日のプレスリリースで発表した。
韓国では、首都ソウルを中心に汚染問題に取り組んでおり、ヒュンダイは環境に優しい革新的な車両として、燃料電池テクノロジーを取り入れたゼロエミッションモビリティの開発に力を入れている。
ソウルモーターショーでヒュンダイは、ドライバーアシスタンステクノロジーを駆使し、一度の燃料補給で800キロメートル以上を走るFE燃料電池のコンセプトカーなどを展示した。
IoTを採用した将来のモビリティ
ヒュンダイは2017年度のソウルモーターショーで、車両に「IoT」を取り入れた。これにより顧客は、定期的に車両診断をモニタリングすることができるほか、ドライビングパターンの分析により燃費の節約も可能となる。
様々なアプリケーションをリアルタイムで使用できるため、最新の交通情報や天気、ロードマップなどを利用することができる。また革新的なコネクティビティにより、ソフトウェアの更新も自動的に行われる。
ソウルでは、「ノードライビングデー」を設けて二酸化炭素などの排出量を減少させるなど、大気汚染の軽減に取り組んでいる。ヒュンダイも燃料電池テクノロジーにより、ゼロエミッション水素エネルギー社会の実現へ向け開発を進めている。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイ・プレスリリース
https://www.hyundai.news/