2つの研究開発センターを統合
自動車用部品の大手サプライヤーであるボルグワーナーは5月3日、アンダーソンとペンドルトンにある技術開発センターを統合して、インディアナ州ノーブルズビルに新たな施設を設置すると発表した。
新施設の建設は、地元政府の認可が下り次第、2017年6月より着工される予定であり、2018年春には完成する見通しとなっている。
この新たな研究開発センターでは、さらなるエンジニアの採用および、研究開発費の投資を拡大することで、ボルグワーナーの成長の原動力としていく方針である。
100,000平方フィートの施設規模
ボルグワーナー・パワードライブ・システムのプレジデント兼ゼネラルマネジャーのStefan Demmerle氏は次のように述べている。
「ボルグワーナーの他の研究開発施設と同様に、新しい研究開発センターはインタラクティブなオフィス環境やコラボレーションゾーンなどの開放的な設計コンセプトを採用することで、効率化を高め、活発なコミュニケーションとイノベーションの激励を強化していく。」(プレスリリースより引用)
新施設は100,000平方フィートの規模となっており、スターター、オルタネーターなどの電装部品の分野に携わるエンジニア、設計、技術者が業務を遂行する十分なスペースが確保されている。
また、現在の研究開発センターに在籍している従業員は、今後数年かけて新施設に移籍する予定となっている。
(画像はボルグワーナー ホームページより)

ボルグワーナー プレスリリース
https://www.borgwarner.com/