2018ダッジ・チャレンジャーSRTデーモンに部品供給
デーナは、FCA US社から、北米向けの「2017イノベーション・サプライヤー・オブザイヤー」として表彰されたことを発表した。
この賞は、5月初めにデトロイトで開催された年次サプライヤー会議で発表され、イノベーション・品質・保証・コスト・配送面で、さらにはFCA社の基本原則において、卓越したコミットメントを提供したサプライヤーに贈られるもの。
具体的には、デーナが、FCAの2018ダッジ・チャレンジャーSRTデーモンに向けて、エアインダクションシステムのために技術的に進歩した熱交換器を開発したことが評価された。
熱交換器は、車両独自の冷蔵チャージ空冷システムにおける重要なコンポーネントであり、システムは低温の冷たい空気を吸気システムに導入し、より高密度の充填とエンジン馬力の増強を実現する。
先進的な熱管理技術の豊富な専門知識を持つデーナは、この革新的な先進ソリューションのプロトタイプを迅速に開発した。
先進給気冷却システムでエンジン性能が向上
デーナ・パワーテクノロジーの社長であるDwayne Matthews氏は、次のようにコメントした。
「我が社が、FCA US社から、エキサイティングな新車をサポートするためのこの特別なソリューションの開発を評価されたことを光栄に思います。デーナは、現在の業界ニーズと将来の課題に対応する高度な技術について、継続して極的に開発しており、顧客の独自の要件に、可能な限り短期間で対応することができます。」(プレスリリースより引用)
2018ダッジ・チャレンジャーSRTデーモンは、冷蔵液体から空気をチャージする給気冷却システムを備えた初の量産車である。
これにより、これまでの圧力チャージされた公道仕様生産車では不可能だった、チャージされたエアインダクション温度が可能になり、極端な気温におけるエンジン性能が向上している。
(画像はプレスリリースより)

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