IONIQを使用したユニークな募金方法でがん患者をサポート
韓国の大手自動車メーカーヒュンダイは、同社のグループ会社であるヒュンダイ・イギリスが「コンタクトレス」でがん患者への募金ができるIONIQエレクトリックを発表したことを、5月17日のプレスリリースで明らかにした。
IONIQは1台に3つのパワートレインが提供されている、世界初の環境に優しい車両だ。ノルウェーやスウェーデンでカーオブザイヤー2017を獲得したほか13の賞を授与され、ヨーロッパで最も受賞数の多い車両のひとつとなっている。
1960年以降に生まれた人の2人に1人が、またイギリスでは毎日980人ががんと診断されているといわれている。ヒュンダイ・イギリスはがん研究の公式パートナーとして、革新的ながん研究に不可欠な資金調達に力を入れている。
寄付があるたびナンバープレートに現在の寄付総額を表示
がん研究のチャリティーを目的に改造されたIONIQエレクトリックは、5カ所のパネルに寄付専用のコンタクトレスポイントが設置されており、寄付の際はクレジットカードやデビットカードでタッチするだけの早くて手軽な方法となっている。
また寄付は5ポンドまたは10ポンドかを選ぶことができ、どちらの場合も寄付の後に音声や電気表示などで「ありがとう」と伝えられる。寄付金の総額は、随時計算されナンバープレートに表示される。
2012年にスタートしたヒュンダイによるがん患者のサポートは、これまでに3800万ポンド以上の寄付を集め、ナオミ・キャンベルなどの世界的な有名人からも支持を集めている。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイ・プレスリリース
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