国土交通省が24万台のリコールを命令 内部告発も
韓国最大の自動車メーカーであるヒュンダイ自動車とKIA自動車が展開するモデル自動車において、安全上の欠陥が見つかったとして、韓国の国土交通省よりリコール命令が出ていると、12日から各メディアが報じている。
当局は2社に対し、今まで自主的なリコールを促していたが、26年間ヒュンダイ自動車のエンジニアとして勤めたキム・ガンホ氏による、安全上の欠陥に関する内部告発もあったことから、強制リコール命令を出した。その数は24万台に上るとみられている。
12モデルにおける5つの欠陥を隠ぺいか 負傷者や事故の報告はなし
「ソナタ」や「サンタフェ」、「ジェネシス」、「エラントラ」などを含む12モデルにおいて、5つの欠陥があったことを2社が隠ぺいしていた疑いがあるとして、当局が検察に捜査を要請した。
サイドブレーキ警告灯や燃料ホース、真空パイプなどに欠陥があるとされているが、2社は安全走行上の問題は全くないとし、当局からのリコール勧告に対応する姿勢を見せてこなかった。リコール命令の出された12モデルにおいて、今のところ負傷者や事故の報告はないとしている。
(画像はSpeedLuxより)

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