革新的なソリューション開発に取り組むマーレ
エンジンシステムやパワートレインなどにおいて、自動車産業の世界的な開発パートナーでありサプライヤーであるマーレは、車両のエレクトロニクス開発センターを大幅に拡大することを、5月24日のプレスリリースで発表した。
同社は世界34カ国に170カ所の生産施設を持ち、およそ77000人を雇用している。ドイツやイギリス、アメリカ、日本や中国など15カ所の主要な開発施設で、6000人の技術者と共に将来のモビリティへの革新的なソリューション開発に力を入れている。
2016年度はおよそ123億ユーロを売り上げ、2017年3月にはエレクトロニクスのスペシャリストである「ナガレス(Nagares)」社の買収を行った。
研究開発センターへのさらなる投資を予定
マーレの新しいエレクトロニクス開発センターは、ナガレス(Nagares)がスペインのバレンシアに所有する既存の開発センターを大幅に拡大する予定となっている。
マーレは現在、Eモビリティの製品開発能力を強化しており、エレクトリックドライブをはじめとする、補助機器やサーマルマネジメントなどの幅広い製品ポートフォリオのソリューションを提供している。
ナガレス(Nagares)は、独占禁止法規制当局による承認後すぐにマーレのエレクトロニクス部門へ加わる。新施設では、電気補助機器やサーマルマネジメントシステムなどのEモビリティ向けソリューション開発が進められる予定となっている。
(画像はマーレ ホームページより)

マーレ・プレスリリース
http://www.mahle.com/