124スパイダーの1.4リッターターボエンジン向け
革新的な推進システムソリューションの世界的リーダーであるボルグワーナーは24日、フィアット124スパイダーの1.4リッター「MultiAir」ターボエンジン用のサーモスタットバルブを供給している。その増大する需要に対応するため、同社は、ブラジル、サンパウロ州のピラシカバ工場に新しい生産ラインを設置したことを発表した。
ボルグワーナーのエミッション・アンド・サーマル・システムズ社長兼ゼネラル・マネージャーであるJoe Fadool氏は、次のようにコメントした。
「製造能力への継続的な投資によって、我が社は、革新的かつ効率的なソリューションを顧客に提供することが可能になります。我々は、サーモスタットバルブをフィアットに供給できることを嬉しく思っています。」(プレスリリースより引用)
燃費向上と排出ガス削減に役立つ
ボルグワーナーのサーモスタットバルブは、動作温度におけるエンジン温度を最適化するという特徴を持つ。エンジンとラジエータの間の冷却液の流れを制御することにより、エンジンの温度を安定させるための高速レスポンスを実現している。
サーモスタットバルブは、始動時にエンジンが暖まるのを助けるため、排気ガスの削減に貢献する。また、エンジン作動中には、サーモスタットバルブは冷却剤の温度を通常の作動範囲内に維持するため、燃料経済性を改善するのにも役立っている。
(画像はプレスリリースより)

BorgWarner Press Releases
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