ポジティブなレースでパワーステージのポイントもゲット
韓国の大手自動車メーカーヒュンダイは、2017年のFIA世界ラリー選手権第7戦のイタリア戦で、ティエリー・ヌービルが3位の表彰台を獲得したことを、6月12日のプレスリリースで発表した。
ティエリー・ヌービルは、今シーズン5回目となるトップ3でのフィニッシュとなった。パワーステージでもポイントを重ねたティエリー・ヌービルは、2位につけるドライバーズチャンピオンシップでも、首位のオジェとの差を数ポイント縮めることに成功した。
また、ダニ・ソルドはSS17のSassari-Argentieraでステージウィンを獲得。これによりヒュンダイチームは、2017年のステージウィン獲得数が48となり、7戦目にして過去最高の記録となった。
相次ぐマシントラブルやクラッシュを経験したイタリア戦
第7戦のラリーイタリアは、これまで好調をキープしてきたヒュンダイチームにとり、トラブルの続く難しいレース展開となった。ヘイデン・パッドンとコドライバーのセブ・マーシャルは、SS18のCala Flumini 2でマシンの右をクラッシュしリタイアを余儀なくされた。
また、ティエリー・ヌービルとダニ・ソルドもマシントラブルに見舞われ、優勝争いからは遠ざかってしまった。しかし両者ともパワーステージで善戦し、レース全体でも8回のステージウィンでポイントを獲得した。
チームにとりストレスの多いレースだったが、集中を高め次のラリーポーランドを目指し再編を行う。次戦のラリーポーランドは、6月29日から7月2日に全23ステージのグラベルイベントで開催される。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイ・プレスリリース
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