無人運転車によるタイヤテスト実施
コンチネンタルは12月19日、米テキサス州ウバルデ郡にて、高速道路向け無人・自動運転車「Cruising Chauffeur(クルージングショーファー)」によるタイヤテストを実施すると発表した。
セルフドライビングテストカーを用いたタイヤテストは初の試みとなる。砂利道など様々な路面状況下にて実施したタイヤテスト結果は、無人運転での交通事故ゼロ実現に活かす。
コンチネンタルでは長期的ビジョンとして交通事故ゼロを掲げ、物損・人身事故ゼロ、交通事故死者数ゼロを目指している。
タイヤ技術レベルの重要性
タイヤテストでは、「クルージングショーファー」を衛星測位システムにて操作する。
「クルージングショーファー」には、高速道路向けの自動運転機能が備わる。無人・自動運転であるが、搭載されたカメラやレーダーセンサーにより、走行進路上にいる人、動物、建物・自動車などの物を即座に検知し、対応する。
執行役員であり、タイヤ部門統括責任者のニコライ・ゼッツァー(Nikolai Setzer)氏は、危険な状況にて、即座にブレーキ機能が効き、危険を回避するには、タイヤ技術レベルが大きく影響すると説明する。
また、自動運転車を使用したタイヤテストにより、包括的なテスト実施が可能になり、タイヤの質を向上させることができると話す。
(画像はプレスリリースより)

Continental プレスリリース
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