電気自動車用のインバータを製造
デンソーは14日、アメリカ、テネシー州メリービルの拠点に10億ドルを投資し、電化、接続性、高度安全製品のための北米生産施設とすることを発表した。
この工場では、アメリカのOEMに向けた次世代インバータを製造する予定である。
デンソーはまた、北米市場の他の顧客との間で新しい技術の拡大を目指している。
デンソーの継続的なテネシーへの取り組みは、電気自動車に焦点を置いた北米顧客用の主要製品をローカライズし、デンソーの潜在的な顧客基盤を拡大する、重要な製造拠点を大幅に強化している。
20年以上にわたり、デンソーは、環境に配慮した自動車の電化製品およびシステムの世界的な開発およびパイオニアであり続けている。
これは、未来の電気自動車に必要とされる小型で効率的なインバータ用の主要部品となる次世代パワーモジュールの最初の生産アプリケーションとなる。
未来のモビリティに対応
北米デンソーの役員であり、デンソー・インターナショナル・アメリカのCEOである伊藤健一郎氏は、次のように述べた。
「電気自動車への移行は段階的に行われるが、現在は研究開発と生産を増やす必要がある。長期ビジョンは、環境への影響が少なくモビリティが強化された未来であり、デンソーは、自動車業界のイノベーションを推進し、顧客が今日と明日の交通手段の需要に対応するのを支援する。」(プレスリリースより引用)
デンソーは2017年、メリービルへの投資と、テネシー州で1,000人以上の製造業の雇用を創出することを発表した。
この投資により、デンソーの次世代インバータや高度な安全部品、車両と社会を結ぶ製品などを生産するために、複数の生産ラインを拡大した。
(画像はプレスリリースより)

デンソーのプレスリリース(PR Newswire)
https://www.prnewswire.com/Denso US&Canada
https://www.denso.com/us-ca/en/