職場のドライバー環境を快適に
コンチネンタルは2019年1月3日、「LEDライト付きセーフティジャケット」を開発したと発表。運転での安全性を高めるもので、ラスベガスで行われるエレクトロニクスショーで発表する予定だ。
運転中に自動充電、安全性と快適性
セーフティジャケットは、宅配会社、緊急サービス、ユーティリティサービスなどのスタッフ用に試作品として開発されたもの。2つのアプリケーションを搭載している。
1つは、荷物の積み降ろしなどを行う際、悪天候など危険な状況においてほかの道路利用者に認識しやすいよう、LEDライトが搭載されている。
座席のシートから電子デバイスを充電できる仕組みになっており、運転している間は胸ポケットなどに収納しておくと、ジャケット内に組み込まれたコイルがシートから電力を吸収。運転者が車両を離れると自動的にライト機能が作動する。
このライトは、外部から照らされていない暗闇の中でも視認できる。様々な素材が組み込まれて保護されているため、ドライバーの放射妨害を制限し、汚れにくい。
暖房機能で車両エネルギー90%節約を実現
もう1つは暖房機能。ジャケットの素材に伝導性のコーティング可能なポリマー化合物を組み込んでおり、電気が素材を通って流れると熱に変換。車両を離れても暖房機能は持続するため運転者の防寒となる。
さらに運転室においても、エネルギー消費量を最大90%まで削減することが可能になるという。
(画像はプレスリリースより)

コンチネンタルのプレスリリース
https://www.continental-corporation.com/