マサチューセッツ工科大学のグループと共同開発 世界初の技術に
韓国最大の自動車メーカーのヒュンダイ自動車、そのグループ会社である起亜自動車が、CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー) 2019において、ドライバーの感情などを認識する「Real-time Emotion Adaptive Driving(R.E.A.D.)」を紹介すると、12月20日に発表した。
「R.E.A.D.」は、マサチューセッツ工科大学メディアラボ・アフェクティブ・コンピューティング・グループとの共同開発により生まれた世界初の技術で、同社は1月8日よりラスベガス・コンベンションセンターで開催されるCESで紹介していく。
AIベースの生体信号認識技術でインテリア環境を改善
AIベースの生体信号識別技術で、ドライバーの感情などを分析し、自動車のインテリア環境制御装置で、より快適なエクスペリエンスを提供していく「R.E.A.D.」は、自動運転車へ搭載される技術として注目を集めている。
起亜自動車の研究開発部門をリードするAlbert Biermann氏は、
「我々は、AIベースの感情インテリジェンス技術と、最先端のインテリア環境制御装置を融合し、未来のインテリア空間を生み出すR.E.A.D.を生み出した。これにより、言葉を要しない“感情”を通じて、ドライバーと自動車が継続的にコミュニケーションをとれるようになるだろう。」(プレスリリースより引用)
と話している。
(画像はプレスリリースより)

Kia Motors プレスリリース
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