エンジン始動などを指紋技術で 2019年第1四半期に投入
韓国最大の自動車メーカーであるヒュンダイ自動車(Hyundai Motor)が、世界初の指紋技術を「サンタフェSUV 2019」に搭載すると、12月24日に発表した。
「サンタフェSUV 2019」には、ドアのハンドル部分と従来エンジン始動ボタンがあった場所に、指紋認証センサーがあり、指で触れるだけでドアのアンロックや、エンジン始動が可能となる。同モデルは、一部の市場で2019年第1四半期に投入される予定だ。
指紋技術で将来様々なことを可能に キーより5倍の安全性も
同社は、指紋技術が他者の指紋と誤認する確率は、50,000人のうちの1人であり、従来の自動車キーよりもセキュリティが5倍も高いとしている。また、最大限セキュリティを保つため、継続的に「ダイナミック・アップデート」が行われる。
ヒュンダイ自動車の研究開発部門をリードするAlbert Biermann氏は、
「将来、ドライバーの好みに合わせた空調や、運転座席の調整など、様々な機能を指紋技術により操作可能にしていく予定である。」(プレスリリースより引用)
と話している。
(画像はプレスリリースより)

Hyundai Motor プレスリリース
https://www.hyundainews.com/en-us/releases/2674