サーモスタット事業の売却
ボルグワーナーは、推進技術に重点を置く目的で、Arlington Industries Group(アーリントン・インダストリーズ・グループ)に対して、サーモスタット事業を売却すると発表した。
今回の売却には、オーバーボイインゲン(ドイツ・バーデン・ヴュルテンベルク州)、ピラシカーバ(ブラジル・サンパウロ州)にある製造工場も含まれる。なお、売却完了は、慣習的な買収完了条件を満たしたのち、2019年第1四半期を予定している。
推進技術への注力
サーモスタット事業は、排気再循環バルブ事業を含めて、2014年にGustav Wahler GmbH & Co. KG (グスタフヴァーラー社)より買収した。
ボルグワーナーは、市場ニーズに対応できるようにサーモスタット製品技術を継続的に向上させた。しかしながら、サーモスタット事業は、同社が中核とし、注力する燃焼、ハイブリッド車・電気自動車向け推進システムではない。
サーモスタット事業の2018年売上高は1億1000万ユーロであり、慣習的な買収完了条件を満たした場合、約2400万ユーロでArlington Industries Groupに売却されるという。
(画像はBorgWarner HPより)

BorgWarner プレスリリース
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