スイステクノロジー企業との開発
ヒュンダイは1月8日、スイスのスタートアップテクノロジー企業WayRayと共同で、世界初のホログラフィック拡張現実(AR)ナビゲーションシステムを発表した。
車両に統合されたナビゲーションシステム
同社はWayRayに戦略的投資を行い、2017年初頭にカーディスプレイ技術を自動車に適用する予備調査を実施。その後WayRayで高品質部品の製造を委任し、今回CESで発表している。
ホログラフィック拡張現実ナビゲーションシステムはこれまでにない革新的なものだ。システムは完全に車両に統合されており、ヘルメットやメガネの装備、ダッシュボードへの端末搭載なども必要とせず、走行中に立体画像を作成。
ドライバーはフロントガラスを通して映し出された警告の投影などを、運転しながら確認することができる。
ドライバーの快適性と安全性のために
WayRayのディスプレイは、ドライバーの目から15メートルの距離に1,310 x 3,152ミリメートルの虚像が投影される。車線案内、目的地のポイント、速度などの基本ナビだけでなく、車線横断、衝突などの警告と行ったアシストドライブも行う。
ヒュンダイグループのオープンイノベーション事業担当ディレクター・Hwang氏は「フロントガラスはもはや単なるガラスではない」と語る。
両社はより安全で快適なドライブの実現のために開発を継続していくとしている。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイのプレスリリース
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