アウディA8やキャデラックCT6向け照明ソリューションの公開
HELLAは18日、「NAIAS2019(北米国際オートショー2019)」にて、アウディA8やキャデラックCT6向け、より安全・快適で環境に配慮した照明ソリューションを発表した。合わせて、リモートキー、SHAKEセンサーを公開した。
「NAIAS2019(北米国際オートショー2019)」(今月14~27日、米ミシガン州デトロイトにて開催)はアメリカ最大級のモーターショーであり、日本国内では「デトロイトモーターショー2019」とも呼ばれる。
多様な照明技術を駆使した製品
コーポレートセンターUSA社長のスティーブ・リーテルト(Steve Lietaert)氏は、モビリティのデジタル化に向けて革新を続け、自動運転、eモビリティといった自動車市場トレンドを促進させると述べる。
アウディA8の有機EL(OLED)テールランプは、計8個のOLEDが使用されている。各OLEDは4つのセグメントに細分化され、『家に帰る』『家を出る』といったシナリオのために異なるアニメーションを創出し、個別に制御可能となる。
また、アウディA8には、レーザーハイビーム搭載のダイナミックHDマトリクスLEDヘッドライト、マトリクスLEDリーディングランプを含め、多様な照明技術が駆使されている。
一方、キャデラックCT6のコンビネーションリアランプは、LEDの組み合わせにて構成され、優美で洗練された独特なデザインである。各LEDは、光学的概念、構造、光導波路(ライトガイド)を考慮したうえで組み合わされている。
次世代センサーの発表
キャデラックCT6には、照明ソリューションに加えて、次世代センサー「SHAKEセンサー」が搭載予定である。
SHAKEセンサーでは、カメラシステム、レーダーシステムにより車両周辺環境を確認し、運転支援システムにて確認不可能である車両の死角を感じることができる。周辺環境や道路状況を分析し、事故を防ぐ。万が一、事故が発生した場合、事故の程度・時間・場所から、破損程度を特定する。
(画像はHELLA HPより)

HELLA プレスリリース
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