様々なトラクターにタイヤを提供
コンチネンタルは17日、 フィンランドの農業機械メーカーValtraと提携しており、今年のValtra SmartTourをサポートしていることを発表した。
コンチネンタルは、同社のTractorMasterタイヤをSmartTourトラクターに提供し、SmartTourの拠点でタイヤポートフォリオを発表する予定である。
Valtraは、アメリカの農業機器メーカーAGCO社の子会社で、コンチネンタルとValtraは、提携によりコラボレーションを継続している。ValtraのAシリーズは、2018年10月からコンチネンタルの標準タイヤTractor70とTractor85を装備している。
走行イベントで試乗体験
Valtraの年次走行イベントでは、ヨーロッパの20ヶ国の顧客とファンのために、両社は、最も中心である拠点に向かって3万キロメートル以上伸長したルートでの走行を行うこととなった。
各停留所で、観客は、SmartTourショートラックのインタラクティブプレゼンテーションや、次世代のA・N・T・Sのイベントトラクターによる試乗デモを楽しむことができる。このツアーは2019年1月から開始されている。
Valtra SmartTourのマネージャーであるSamuel Hardy氏は、次のように述べた。
「2019年のSmartTourの公式タイヤパートナーとしてコンチネンタルを迎えたことをとても嬉しく思っている。我々のツアーは、顧客に、我が社のトラクターに乗ることと、パートナーと協働したプロフェッショナルなソリューションが、顧客のビジネスに完全に適していることを示す素晴らしい機会である。」(プレスリリースより引用)
丈夫で耐衝撃性に優れた先進タイヤ
A・N・T・Sシリーズまで、すべての公式SmartTourトラクターは、コンチネンタルのTractorMasterタイヤを装備することとなる。このタイヤは、コンチネンタルの農業用タイヤポートフォリオにおける最新の製品である。
TractorMasterには、柔軟なN.flexカーカスと特別に開発されたシングルワイヤビード技術が備わっている。カーカスに使用されるナイロン材料の高い伸びにより、タイヤは丈夫で耐衝撃性に優れている。また、シングルワイヤビードを使用した特別なビード設計により、サイドウォールの高いたわみ性能が可能になり、非常に低い土壌圧密が保証されている。
さらに、標準的なタイヤよりも5%大きいラグ表面を持つd.fineと呼ばれる新開発されたラグ技術は、長いタイヤ走行距離を確実にする。
(画像はプレスリリースより)

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