モントレーの歴史的レース場で開催
ブリヂストンは1月16日、同社のファイアストンブランドが、モントレーのウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカで行われるファイアストングランプリのタイトルスポンサーとして2年間の契約を締結したことを発表した。
ファイアストンは、NTTインディカー・シリーズの唯一のタイヤサプライヤとして20年連続で参入しており、今般、インディカー・シリーズにおいてスポンサーレースを開催することとなったものである。
2019年シーズンは、3月8日から10日までの、サンクトペテルブルク・ファイアストングランプリで開幕し、9月20日から22日にかけてのモントレー・ファイアストングランプリにおいて、チャンピオンが決定する。
ウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカでのシーズン終了レースにより、インディカーが15年ぶりにこの歴史的なトラックに戻ってくる。
ブリヂストンアメリカスのモータースポーツ担当ディレクターであるLisa Boggs氏は、次のように述べた。
「ファイアストンは、オープンホイールレースでの豊富な伝統を持つ、定評のあるブランドであり、インディカーがこの象徴的なロードコースへ復帰する時にふさわしいものです。この新しいスポンサーシップにより、ファイアストンは、NTTインディカー・シリーズがサンクトペテルブルクで環境に配慮するものとなり、モントレーでフィニッシュラインを通過する際に、ファンのための素晴らしいイベントを提供します。レース中のすべてのラップにワールドクラスのタイヤ技術を提供し続けます。」(プレスリリースより引用)
レースカーで実証された技術が乗用車用タイヤに
1983年から2004年にかけて、ウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカは、1996年のフィナーレにおける最終ラップでAlex ZanardiがBryan Hertaを追い抜いた戦いや、1994年のMario Andrettiの感動的な引退、1984年から1987年までのBobby Rahalによる4連勝など、インディカーレースの忘れられない瞬間の舞台であった。
モントレー郡が所有・運営するウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカは、2.238マイルで11コーナーを持つコース。ターン8と8Aの区間で、ほぼ6階建ての高低差を下る「コークスクリュー」で有名である。
ファイアストンタイヤは、1911年に創立されたインディ500の受賞者にさかのぼり、世界で最も優れたドライバーから信頼され続けてきた。ウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカのような挑戦的なサーキットにおいてインディカーレースから要求されることは、ファイアストンにおけるタイヤ技術のための究極の性能試験として役に立っている。
この技術は、最終的に、中央カリフォルニア地域の235社以上の直営小売店および正規販売店で利用できるファイアストンの乗用車用タイヤに組み込まれる。
(画像はプレスリリースより)

Bridgestone Americas Press Releases
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