低排出ガス技術の高まるニーズに対応
コンチネンタルは、1月17日、インド、プネーのタリーガアンにおいて、パワートレイン事業に特化したグリーンフィールド工場を建設する起工式を行ったことを発表した。
2020年までに約3,000万ユーロ(約24億ルピー)が、建物とインフラストラクチャに対して投資される予定であり、建設のフェーズはすでに開始されている。
乗用車や2輪車、商用車用のエンジン管理システム、センサー、アクチュエーター、燃料および排気管理部品など、様々なドライブトレイン製品の生産は、2020年初頭に開始される計画となっている。
式典において、パワートレインコンポーネントビジネスユニットの上級副社長であるKlaus Hau氏は、次のようにコメントした。
「インドは、我々のグローバル成長戦略において重要な役割を果たしている。2輪車市場を含む自動車市場での排出ガス規制が厳しくなっているため、低排出ガス技術への需要が高まっている。この投資を通じて、我々は、この戦略的に重要な市場への関与を拡大するとともに、顧客の高まる需要をより確実に満たすことを実現していく。」(プレスリリースより引用)
成長するインド市場に注力
コンチネンタル・パワートレインは、従来型の燃焼エンジン、排気ガス後処理、さらには幅広い分野の車両電化に対して効率的なソリューションを提供している。
コンチネンタル・インドの市場担当責任者であるPrashanth Doreswamy氏は、今回の工場建設について、「この投資は、インド市場に対する我々のコミットメントを強化する。コンチネンタルは、インド市場の先を進んで成長している。成長を続けるためには、明日の技術に投資することと、市場での範囲を広げることが必要である。パワートレイン事業への投資により、コンチネンタルは、インドにおけるクリーンな大気への取り組みを大きくサポートしていく。」と説明した。
(画像はプレスリリースより)

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