「2019 EBUS Award」の受賞
ZFは、電動ポータルアクスル「AxTrax AVE」が、「EBUS 2019 Environmental Protection Award」のDrives for Battery Buses部門において、「2019 EBUS Award」を受賞したと発表した。
「2019 EBUS Award」は、バス会社、テクノロジー企業など関係者向けに電動バスカンファレンス「ElekbBu conference」にて決定した。受賞式典は今月4日、ドイツ・ベルリンにて開催され、カンファレンス主催者であるForum für Verkehr und Logistikより、ZFに対して「2019 EBUS Award」が贈られた。
なお、Forum für Verkehr und Logistikは、公共交通機関において電動バスの普及を支援する団体である。
パワフルかつ環境にやさしい
「AxTrax AVE」は電動ドライブアクスルであり、燃料電池、バッテリーによる電力で駆動する。コンパクトなデザインながらも出力量に優れ、駆動系システムのパフォーマンス、効率を最適化する。また、走行に伴う騒音は抑制され、ゼロエミッション(無排ガス)を実現する。パワフルで静かであり、環境にやさしい。
今回、都市地域の公共交通機関を転換・改良するうえで理想的な選択肢であり、電動バス向けの革新的ソリューションとして高く評価された。
バス・コーチ事業向けのアクスル・トランスミッションシステム事業部長のアンドレアス・グロスル(Andreas Grossl)氏は、受賞式典にてアワードを授与され、これまでコア・コンピタンスとして公共交通機関の電動化を推し進めてきたが、今回の受賞により研究開発の方向性が社会的に認められたと実感しているとコメントしている。
(画像はプレスリリースより)

ZF
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