車両デジタルキーでスマートドライブ
ヒュンダイ自動車は3月4日、スマートフォンによる車両デジタルキーを開発したと発表。ユーザーを識別し、車両のロックと解除、アラーム起動、エンジン始動を可能にする。
ユーザー認識、カーシェアリングも
デジタルキーは、スマートフォンにアプリをインストールして保有することができる。
車両の運転席側、または助手席側のドアに近づくと、近距離無線通信(NFC)技術が登録したスマートフォンの存在を検出。
ロック解除後、ユーザーはスマートフォンをセンターコンソールのワイヤレス充電パッドに置くことで、ダッシュボードにあるエンジン始動/停止ボタンを押し操作できる仕組みとなっている。
ユーザー以外にも最高4人まで承認でき、家族や友人とシェアすることが可能だ。
コンフォートやセキュリティを自動調整
ミラー、シート、ステアリングホイールの位置、オーディオ、ビデオ、ナビゲーション(AVN)システム、ヘッドアップディスプレイなどの設定を一度行うと、キーの認識によって自動的に調整されるため、ユーザーごとに設定し直す必要もない。
宅配業者などの商用では、車両の使用期間や特定の機能などセキュリティを考慮したプログラム設定が行える。
同社では、今年後半から生産する車両に徐々に導入していく予定だ。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイのプレスリリース
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