テストセンター開設を発表
ZF Friedrichshafenは2月27日、ドライブ技術に関する新しい研究開発センターを開設したと発表。また新設オフィスビルを隣接させ、開発プロジェクトのためのスペースを拡大するという。
すべての人に手頃で快適なモビリティを目指して
同施設は、電気、ハイブリッド、内燃機関など将来のモビリティ、ドライブテクノロジーを生み出すテストセンターで、ドイツのフリードリヒスハーフェンに位置する。
また新しいオフィスビルを研究開発センターの敷地内に建設し、およそ400名の技術開発者を雇用する予定だ。
ZF FriedrichshafenのCEO・Wolf-Henning Scheider氏はセレモニーで、3年がかりの建設に関わった人たちに感謝の言葉を述べた。
そして同施設の目的について、安全で快適なモビリティをすべての人に、手頃な価格で提供する革新的なソリューションを開発するためだと強調した。
テクノロジーを駆使した開発機関
ZFの企業研究開発責任者であるDirk Walliser氏は、同施設では3ヶ月で電気自動車やハイブリッド自動車、あるいは内燃機関を搭載した自動車など、自動車の運転の全ライフサイクルをシミュレートすることができると述べている。
また近くの大学と連携し、知識や技術の共有なども行う。同施設は製品を生み出す発信地となり、開発プロセスのスピードアップとテストの効率化・最適化を図れるとしている。
(画像はプレスリリースより)

ZF Friedrichshafenのプレスリリース
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