乗用車用・小型トラック用タイヤの卸売事業
自動車用タイヤの大手サプライヤーであるブリヂストンの米国子会社ブリヂストン アメリカス・インク(以下、BSAM)は、グッドイヤーと米国でタイヤの卸売り事業を展開するTireHub, LLC.(以下、TireHub)を共同で設立すると発表した。
TireHubは、全米におけるブリヂストンとグッドイヤーの乗用車用・小型トラック用タイヤ(PSR・LTR)の卸売り事業を行い、幅広い商品を供給することで急速に拡大する大口径プレミアムタイヤの需要増に対応していく方針である。
80以上の物流拠点を保有
BSAMタイヤ事業の米国カナダ消費財タイヤ部門プレジデントであるトーマス・ヒギンス氏は次のように述べている。
「米国のタイヤ販売店にとって、ユーザーの求める商品の品ぞろえを充実させることが非常に重要になっている。ダイナミックに変化し複雑化する環境下において、TireHubはブリヂストンの幅広い商品ラインナップを供給することで、販売店の競争優位性を支援していく。」(プレスリリースより引用)
TireHubはBSAMとグッドイヤーが保有する販売ネットワークを統合して設立される新会社で、両社が各50%ずつ出資して本社をジョージア州アトランタに設立し、両社から独立して事業を行うことになる。
TireHubはBSAMとグッドイヤーの倉庫等を活用し、全米各地に80以上の物流拠点を保有することになる。なお新会社は必要な許認可を取得後、2018年半ばに設立予定となっている。
(画像はプレスリリースより)

ブリヂストン プレスリリース
https://www.bridgestone.co.jp/