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2025年12月16日(火)
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ボッシュ、ポルトガルのブラガに新しい技術センターをオープン

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ボッシュ、ポルトガルのブラガに新しい技術センターをオープン

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接続した自動運転のためのコンポーネントを開発
ボッシュは5月30日、ポルトガル・ポルトの沿岸都市の北東約50キロに位置するブラガにおいて、新しい技術センターをオープンしたことを発表した。

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約4,500平方メートルの面積を持つこのセンターは、同社の主要施設から4キロ離れた場所にあり、100人の新規雇用者を含めた200人以上のエンジニアが、自動運転のためのセンサーとソフトウェア機能の開発に取り組む予定である。

ポルトガルの施設における投資を拡大
開設の式典には、ドイツのアンゲラ・メルケル首相、ポルトガルのアントニオ・コスタ首相、そしてボッシュの理事会メンバーであるDirk Hoheise氏が列席した。

メルケル首相は、挨拶の中で、ドイツとポルトガルの関係が発展することについて言及した。また、コスタ首相は、ボッシュの新しい技術センターの開設を歓迎し、「ポルトガルはイノベーションの強みを示しており、ボッシュが実行した投資は、これを強調するものである。」と述べた。

そして、ボッシュのDirk Hoheise氏は、次のように語った。
「ブラガの新しい技術センターは、ポルトガルでの大きな可能性を示すもう1つの指標です。我が社は、今後重要なプロジェクトの1つである自動化の開発にさらに貢献することができて特に嬉しく思っています。」(プレスリリースより引用)

近年、ボッシュはポルトガルでのプレゼンスを大幅に拡大した。そして、同社は、2015年から2017年にかけて、接続した自動化モビリティ分野での活動を強化するために2億ユーロ以上を費やしており、2018年には、これまでの数年間で高い水準の投資が行われることが期待される。

重要な拠点であるブラガ地区
ボッシュは、5年前には1,000人ほどの従業員であったブラガ地区において、現在、3,000人以上の従業員を雇用している。

その大部分は、ユーザーフレンドリーなディスプレイシステムやインフォテインメントなどの技術を含む、接続されたモビリティに関するコンポーネントの開発製造に携わっている。

また、ブラガ地区の関連会社の約10%は、自動化されたモビリティのコンポーネントを開発しており、ESPの電子安定性プログラムのような車両安全システム用のセンサーの開発と製造に加えて、自動車の位置を正確に判断できるセンサーも製造されている。

さらに、ブラガの施設は、国内トップクラスの大学の1つであるミーニョ大学と長年の研究提携関係を結んでいる。大学との共同プロジェクトでは、新しい技術センターも自動運転用センサーの研究を行う予定であり、このパートナーシップは今年開始され、3年間継続される予定となっている。

ボッシュは、1911年以来ポルトガルに拠点を持っており、グローバルなエンジニアリングおよび製造ネットワークに関する重要な場所となっている。現在4ヶ所に4,500人以上の従業員を雇用しており、500人のポルトガル人が研究開発関連の仕事に従事している。

ボッシュは、2017年にポルトガル市場で約2億4,000万ユーロの売り上げを計上し、関連会社への出荷も含めての総売上高は15億ユーロであった。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

Bosch Press Releases
https://www.bosch-presse.de/


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