コンチネンタル、チェコ共和国のトルトノフに生産貯蔵施設を新設

コンチネンタルは、チェコ共和国のトルトノフに、生産と貯蔵を行う複合施設を開設したことを発表した。

工場は、完全に一貫したデータフローを持つIndustry 4.0の原則に従い、現代のロボット工学と自動化を導入したものとなっている。

パワートレイン部門、センサー＆アクチュエーター事業ユニット責任者であるKlaus Hau氏は、次のように述べた。

これらの電子部品は、車両の排気ガス中にある窒素酸化物を検出して、無害な物質に有効に変換するためのデータを提供する。

3,000平方メートルの新しいホールには、9つの新しい生産ラインが設置され、その他の2,220平方メートルの場所は貯蔵スペースとなる。プリント回路基板生産用の2つのSMTラインは、センサー製造を補完する。

200人の新しいスタッフを含む2,000人の従業員が現在トルトノフの施設で働いており、コンチネンタルは、この地域の主要雇用者の1つとして地位を強化している。

トルトノフ施設の技術部門責任者であるJiří Barvínek氏は、次のように説明した。

例えば、インテリジェントマテリアルフローユニットは、車両の物流を監視して制御し、予測メンテナンスは、個々の機器からの連続的なデータ収集に基づいている。

洗練された空調システムと廃熱利用のおかげで、現代の建物は省エネとなっている。さらに、新しいホールは、オフィス、会議室、研修センター、床暖房付きのロッカールームで構成されている。

また、コンチネンタルの生産センターは、近代的なオフィス環境を提供しているだけではなく、生産工場の従業員が利用できる、非公式ゾーンとリラクゼーションゾーン、トレーニングセンター、サッカーピッチ、卓球場まで提供されている。

トルトノフ施設のディレクターであるLuká Rosůlek氏は、次のように述べた。


（画像はプレスリリースより）




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