交換計画に関してウェブサイト上で公表 更に呼びかけを
自動車や運転者の安全を監視する部局のアメリカ運輸省道路交通安全局(以下、NHTSA)が、タカタ製エアバッグ問題に関して、各自動車メーカーにより迅速なリコールの遂行をするよう指示を出したと、7月13日のプレスリリースで発表した。
NHTSAのHeidi King副局長が、タカタ製エアバッグが原因でリコールを発表している自動車メーカー各社と面談し、リコール完了率を最大化するため、交換計画に関してウェブサイト上で公表するなど、革新的な手法を計画に盛り込むように求めた。
他社などの良い実例から学び対策を 公的に訴えかけも
NHTSAは、タカタ製エアバッグのリコール完了に向けて、メディアや安全推進機関などに対し、安全に関するメッセージの拡散も求めてきた。また、リコールをスムーズに進める他社の取り組みなどから学び、完全に交換・回収を目指すべきだとしている。
Heidi King副局長は、
「自動車メーカーは、リコール対象車のオーナー全ての人に手を差し伸べ、危険なエアバッグを可能な限り安全に交換できるよう、行動を取ることが不可欠だ。」(プレスリリースより引用)
と話している。
(画像はNHTSA ホームページより)

NHTSA プレスリリース
https://www.nhtsa.gov/