モバイルサービスプロバイダとワークショップの提携に最適
HELLAは、カメラシステムのキャリブレーションのための新しいモバイルツールを紹介した。
これは、ユーザーの要望により、Hella Gutmannソリューションとして、カメラ用の追加のポータブルキャリブレーションを開発したもの。ハードウェアとソフトウェアの両方が、Hella Gutmannソリューションによって、市場の要件を満たすために継続的に適用され、拡張されている。
本物のマルチブランドシステムとして有名な、mega macsを備えたカメラ&センサーキャリブレーション(CSC)ツールは、メーカー仕様に従って、カメラベースとレーダーベースの運転支援システムによる高精度キャリブレーションを実行する。
また、オプションのキットでは、360度カメラとレーダーセンサーにより調整できるフロントカメラキャリブレーションに向けた基本製品を拡張するものとなっている。
そして、けん引車サービスのプロバイダ、自動車ガラスの専門家、輸送会社のためのサービスプロバイダ、そして一緒に働く複数の修理工場を持つ企業のための新しい可能性を提供することとなる。
軽量でセットアップも簡単
モバイルバージョンのCSCツールは、固定ガレージデバイスと同じ精度を提供し、キャリブレーションは、一般的に幾何学的な駆動軸を基準に行われる。モバイルバージョンは、ツールと車両が均等な面に置かれていると常に仮定し、メーカーの高度な要件を満たしている。
また、モバイルキャリブレーションツールは、固定バージョンよりもかなり軽く、数ステップの簡単なステップによって、1人でセットアップや分離を行うことができる。
ツールは、ベース・上部フレーム・テレスコープミラーという3つの基本的な構成要素を備えた調整バーからなっており、折りたたみ時には、ステーションワゴンや小型トラックに簡単にフィットする。
メーカー独自のフロントカメラキャリブレーションは、一部折りたたみ可能となるように再設計および構成されている。
HELLAは、このソリューションについて、アウトメカニカ・フランクフルト 2018で展示する予定である。
(画像はプレスリリースより)

HELLA Press Releases
https://www.hella.com/